専業主婦を養える男性は、3.5%しかいない現実

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とあるニュースに、このようなデータが掲載されていました。なんと、専業主婦を養える男性が、3.5%しかいない!という事実。これまでの、男女平等とは言っても、やはり男性が主戦力だった社会構造が、ちょっとずつ、変化をしてきたと […]

とあるニュースに、このようなデータが掲載されていました。なんと、専業主婦を養える男性が、3.5%しかいない!という事実。これまでの、男女平等とは言っても、やはり男性が主戦力だった社会構造が、ちょっとずつ、変化をしてきたということでしょうか。

 

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女性にとっては社会的立場の改善である一方で、男性不況、という言葉も聞かれるようになりました。これまで多くの売り上げを生み出してきた「建設業や製造業」において労働者が減る一方で、少子高齢化と共に福祉や医療などといった、女性を必要とする業種が成長しているという現状。つまり、建設業や製造業は、これ以上事業拡大伸びしろがなくなってきている一方で、社会の変化に伴い女性の雇用が伸びてきた結果とのこと。

これまで、女性の労働環境を改善!ということで多くの企業が取り組みを進めてきましたが、女性の社会進出がすすめばそれでOKという話でもないようです。男性不況、という言葉が生まれてきた今、少しばかり社会の取り組み方を変えなければいけないのかもしれません。

つまり、男性や女性で分けるのではなく ( もろん配慮は必要にしろ )、全体にとって性別関係無しに働きやすい社会、企業を目指して行くこと。様々な働き方や事業への関わり方を用意し、どんな環境であっても、自分自身の能力が発揮できる環境が求められているのではないでしょうか。

ダイバーシティ企業という言葉があります。ダイバーシティとは、多様な働き方を意味する言葉。サントリーホールディングスではテレワークを導入することによって、いつでもどこからでも仕事ができる環境を構築しています。日本マイクロソフトも、構築していたモバイルワークによって仕事が可能。震災時において在宅ワークを命じたところ、支障はほとんどなかったそうです。

女性だから、男性だから、そういった言葉で社会をわけて考えるのではなく、お互いに協力しあい、女性も男性も双方ともに働きやすい環境を作っていくこと。これが、本当の意味での男女平等なのかもしれませんね。なんといっても、すでに「専業主婦を養える男性は、3.5%しかいない現実」が生まれ始めているようですので。。

 

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