いつも私たちを夢の世界に連れて行ってくれるディズニーが、夢のような技術を発明しました。相手の耳元に手をあてると、なんと録音した声を相手に伝えられるというのです。
その名も「Ishin-Den-shin」という技術。
日本語の以心伝心から名付けられたこの技術はの使い方は簡単。マイクに言葉をささやいて、相手の耳元を触るだけ。それで、言葉として話さなくても相手に声が聞こえてしまうのです。
この技術のポイントは静電気。マイクに吹き込んだ音を静電気に変換し、マイクの手持ち部分から身体に伝わります。そして、静電気は身体を通じて指先にも伝わり、この状態で相手の耳元に指を当てると、指先で細かい振動が発生。音が伝わる、という仕組みです。
発生する電気は、健康に害の及ばない範囲とのこと。
しかも「Ishin-Den-shin」のすごい所は、複数の人間が手をつなぐと、繋いだ人を通じて音が伝わっていくというところです。マイクを持った人から5人手を繋いだ人がいるとします。すると、人を通じて音が伝わり、マイクから反対側にいる人が誰かの耳元に手を当てても、音が伝わるのです。しかも音が減衰することもありません。
アメリカの特殊部隊などのヘッドホンで使われている、骨伝導技術を使っているようですが、詳しいところは明らかにされていおりません。
様々な不思議とワクワクを生み出すディズニーの技術。こうした新技術の発明と、日々の研究によって、夢のような国は実現されているのですね。
今後、今回生まれた 「Ishin-Den-shin」を使って、マジカルな読み聞かせ体験を実現していくとのこと。ディズニーが今度はどのような夢を提供してくれるのか、楽しみで仕方ありませんね!