なんだか旅行に行きたい。
唐突にそう思うこと、ありませんか?
それはココロとカラダの気分転換のチャンスです。
皆さん忙しい日々をお過ごしかとおもいます。
そんな時はパートナーや友達との旅行を計画してはいかがでしょうか。
楽しみながら心を癒しストレスを解消する、脳科学的に理想的な旅行法をご紹介します。
旅行前に計画は出来る限り綿密に立てる。
おでかけや旅行の計画は「事前しっかり立てる派」ですか?
目的地に着いてから何となく考える「行き辺り派」ですか?
もちろん計画をどの程度事前に立てるかはそれぞれですが、日々の疲れを癒すための旅行であれば、できる限り細かく計画を立てた方が良いようです。
オランダの脳科学研究によると、旅行後に人の幸福度が変化するという結果が判明しました。
計画性のある旅行は溜まったストレスを軽減し、ココロとカラダをとてもリラックスさせる休暇時間になるということです。
付け加え、旅行の前に計画を立てることで楽しいイメージが膨らみ、それが実現に至ると特別な幸福感を感じるそうです。
脳は、楽しいイメージをするとリラックスする物質を出します。
これが旅行後にも脳に良い影響を与え、カラダもココロも安定しリラックスした状態。つまり幸福感が得られるということです。
一方、驚いたことに旅行中にストレスを感じると、幸福感は旅行しなかった場合と同じ。または、場合によって低下してしまうということです。
旅行中に道に迷ったりと行き当たりばったりな旅行では、計画に縛られない自由な楽しみがある一方、予想外のハプニングに遭遇する可能性が高いですよね。
仮にそれを楽しめてもせっかくの旅行ですから。可能な限りストレスの芽となりうること(宿泊場所、天候、交通手段など)は事前に調べておいた方が安心できますよね。
また同じ研究から、「旅行を計画したけど行かなかった人」と「旅行しない人・計画しない人」を比べると、「計画したけど行けかなかった人」のほうが幸福度が高いことが分かりました。
そういえば旅行は計画中がいちばん楽しい・・なんて話、よく聞きますね。
楽しめる気持ちが一番ということでしょうか。笑
旅行に行くベストなタイミング。
カリフォルニア大学のGeorge Slavich氏が旅行前後のストレス値を測定したところ、ある結果がわかりました。
まず、旅行前に極めて強いストレスを感じている人は、旅行に行ってもほぼストレス解消効果がないこと。
次に適度なストレスを感じている人は、ストレスがほぼない人と比べ、ストレスが解消されることが分かりました。
これらの結果から、旅行に行く理想的なタイミングは「ストレスが一定以上になる前が望ましい」とSlavich氏は語ります。
極度に強いストレス・・。どれほどか体験したことはありませんが、確かに心に余裕がないと旅行前の計画や当日も十分に楽しめないのかもしれませんね。
また、ストレスの度合いを自分で図るのは難しいと思うので「あ、なんか旅行したい。」と何気なく浮かんだ時がサインかもしれません。
計画とタイミング。
こういったところにも工夫をすることで、日々の疲れを上手に癒すこともできるのですね。
私も旅行いきたいなぁ♪